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「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」The Band

The Bandのこのアルバムに出会ったきっかけは
RCサクセションのライブ・アルバム「The Tears of a Crown」でした。
あのアルバムのジャケット(ジャニス・ジョプリンの『チープ・スリル』のパロディのやつ)の
ボツバージョンがザ・バンドの「ムーンドッグ・マチネー」のパロディだったって話を読んで、
「おお、なんか聞いておかなければならない気がする!」という虫の知らせでしたね(笑)

で、すぐにCDを買いに行ったんだけど、ザ・バンドの所にこの「Music from Big Pink」しかなかった。
曲目見ると「I Shall be Released」が入ってたし(RCがカバーしてた)
ジャケットにもなんか惹かれたからこれを買って帰った。

ドアタマのレズリー通したギターの音でやられました。
これはスゴイかも知れないと。
ハデなリズムもなければ、キャッチーなアレンジもない。
淡々と、本当に淡々と演奏され歌われる楽曲達。
「The Weight」は聞いたことあるな、と思ってたら映画「イージー・ライダー」に使われてたんだね。
ガキの頃1回見たっきりでどんな話かも覚えてないんだけどw

なんていうのかな。
湿り気がないというか、土の匂いがするというか
からりとした音なんだわね。
クラプトンとかジョージ・ハリスンなどのイギリス勢が
こぞってこういうサウンドに憧れたのもわかる気がする。
どうしてもイギリス勢の音ってこうはならないから。

このアルバムはどうやらザ・バンドとしてのデビューアルバムみたいだけど、
彼らはボブ・ディランのバックバンドとしてキャリアをつんでいた実力派。
これ、20歳代の人間が出す音じゃねえなあ。枯れすぎって言うか。
それともこういう音楽こそが
本当にアメリカに根付いたモンなのかも知れない。
おっさんになればなるほど
演歌が聴けるようになる我々日本人みたいな(笑)

これを聞いてテンションがあがる、とか
「ロック!」とかそういう事はない。
でも、なぜかジワリと熱くなるものがこみ上げてくる不思議なアルバムです。

おっさんに「ザ・バンド好きなんですよー」というと
モテるかも知れないですね(笑)


Published inCD:70年代音楽

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