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「A Long V・A・C・A・T・I・O・N」大滝詠一

「ロンバケ」と言えば最近ではあのドラマ(見てないけど)を指すことが多いと思いますが、自分にとってのロンバケとはこのアルバム以外は考えられない。このアルバムを作った人がどういう人なのかは正直、大人になってから知ったのだけれども子供の頃の思い出の風景には、このアルバムは欠かせません。

うちは実家が商売やってたので、様々なお兄さん達がアルバイトに来てました。
そのお兄さんの一人が持ち込んだのがこのアルバム。
正確にはカセットテープ。
宿題してる部屋の外から聞こえてくるんですよね(笑)
確かあれも小学校4年ぐらいかなあ。

中学生になってレンタルレコードに通えるようになって
「ああ、そういえばアレってなんて人のなんてアルバムなんだろ」と
部屋の中をあさってみれば、カセットテープに汚い文字で「ロングバケーション」と書かれたヤツを発見。

「へー、ロングバケーションね」
仲良くしてもらってたレンタル店のお兄さんに
「あのー、ロングバケーションってタイトルの日本人のアルバム」
「ああ、これね!」即座に出てきました。
ジャケット見て「あ!FM STATION!!」(笑)

鈴木英人氏のイラストといえばFM雑誌のFM STATION。
しかし、このアルバムは永井博氏の手によるもの。

FM STATIONとおなじ鈴木氏によって
描かれたジャケットは自作の「Each Time」でしたっけ。
でも小学生の頃、なんとなく思ってた「夏っぽいなあ」という
イメージそのままのジャケに感動しました。

あれからもう26年かあ。

大滝氏が松田聖子の「風立ちぬ」や
森進一の「冬のリヴィエラ」の作者である事とか
「はっぴいえんど」ってグループのメンバーだった事とか
冒頭のピアノのA音の連打が実はチューニングしてる風景だとか
氏が超の字がつくぐらいの音楽マニアで、
フィル・スペクターの影響下にあるだとか
色んな色んな情報を得て自分がおっさんになった今でも
このアルバムには「子供の頃の思い出」という付加価値が最大。
それでも全然飽きないのが不思議。
いや、もしかしたら「ポップス」というジャンルの
最上級の表現方法がこのアルバムなんだろう。

「FUN×4」の「散歩しない?」の声に萌えてた子供は
おっさんになった今でもこの部分にくるとキュンとしますw
この声ってなんと太田裕美さんなんですね。
アルバム最後に収められてる「さらばシベリア鉄道」は
元々、太田裕美さんがシングルでリリースした曲の
セルフカバーになります。

そしてやっぱりこのアルバムは自分にとって夏の定番!
ビーチボーイズと達郎の「Big Wave」と
このアルバムだけ流しててもいいぐらい(笑)

大滝氏の次のアルバム「Each TIme」もよく聞いたなあ。

で、このロンバケもリマスターされて出たわけですが
音質の良さには感動。
当時出てたカラオケ盤「SING A LONG VACATION」も
収録(初CD化)されてお得感倍増。
(でもiPodには入れてないけど)

氏のニューアルバムは・・・・・出ないのかなあ・・・。
もうずっとずっと待ってるんですけどね(笑)


Published inCD:80年代音楽

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