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2nd「ウィズ・ザ・ビートルズ」The Beatles

本国でのセカンドアルバムがこの「With the Beatles」。

この頃はレコード会社の権限がすごく強くて、売れるかどうかわからん連中のレコードをそのままリリースって形をしてなかったみたい。なのでアメリカや日本では曲を適当に並べた編集アルバムがリリースされていて、本国と同じ構成でリリースされるのはもっと後になってからのお話です。

ビートルズはシングルとアルバムは別物と考えていたようで、当時すでにリリースされていた「フロム・ミー・トゥ・ユー」や「シー・ラヴス・ユー」などをここに収録する事はしていなく、すべて新録音でアルバムを制作しています。

これってすげえよなあ。
サイドBの曲を合わせたら4曲も手間が省けるのに(笑)
シングルが入ってないからこそ、このアルバムを手にしたときに
「ん??知らん曲ばっかじゃないか」と買うのを躊躇したのを覚えてるw

しかし、そこはビートルズ。
シングルが入ってないのではなく
「たまたまシングルカットしてない」だけで
「オール・マイ・ラヴィング」を筆頭に
キャッチーな曲ばかりで、まったく捨て曲がござんせん。

前作はポールのカウントから、
そして今作は「It won’t be Long,Yeah!」といきなりボーカルから。
ビートルズのアルバムは
針を落として一発目にガツンとやられる事が多いw

このアルバムまで録音は2トラックで行われているので
録音状態は決して良いとは言えないのだけれど
ピアノがかなりフューチャーされてるな、という印象を受けます。
(弾いてるのはプロデューサーのジョージ・マーティン)
まあ、前作がたった1日で録音されたのに対して
こっちは時間がもう少しとれたからこそなんですが。

あとカバー曲も「ティル・ゼア・ウォズ・ユー」を除き
ほとんどがモータウン系のR&Bで占められているのも
センスの現れといいますか、良い趣味してるよなあ、と思う。

テイク違いはこのアルバムでは「オール・マイ・ラヴィング」。
ドイツ盤の「ウィズ・ザ・ビートルズ」では
ボーカルが入る前に5発のハイハットによるカウントが入ってます。

あと所有している日本でのモノラル再発盤(アナログ)の
「マネー」がイントロのピアノにエコーがかかっていなくて
1拍ずつドラムリムみたいなカウントが入ってます。
うーむ、不可解だ。CDはモノラルなのにこっちじゃないしなあ。
CDにするときやっぱ再リミックスしてんかな・・・

個人的な感想を言えばこのアルバムは
「ジョンのボーカルを楽しむアルバム」ですかね。
「オール・アイブ・ガット・トゥ・ドゥ」の色気、
「プリーズ・ミスター・ポストマン」の張り裂け寸前の美しさ、
「ナット・ア・セカンド・タイム」の切なさ。
「マネー」の狂気っぷり。
おいおい、あんた充実しすぎやろとホレボレします。

「ウィズ・ザ・ビートルズ」のWikipediaはこちらです。
ザ・ビートルズ楽曲データベースはこちら


Published inThe Beatles音楽

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