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「パスト・マスターズVol.1」The Beatles

このアルバムは「Vol.2」と対になってますが、「ベスト盤」という位置づけではありません。(重要!) オリジナルアルバムがCD化された時に作られた企画盤で、「オリジナルアルバム13枚とこのパスト・マスターズ2枚で公式録音曲が全て揃う」というコンセプトです。

だからアナログ時代にはこの「パスト・マスターズ」はありませんでした。
あの時は「リボルバー」の次に「オールディーズ」というベスト盤がありましたね。
(1曲だけ新曲「Bad Boy」が入ってましたな・・・・)

このVol.1は
デビュー曲「Love me do(こっちはリンゴがドラムのバージョン!)」から
シングル「Help!」のB面曲「I’m Down」までの
アルバム未収録曲を収録してます。

当時、イギリスには「シングル盤」とは別に「EP盤」というのがありました。
普通、シングル盤は45回転で2曲ですが、
同じサイズで33回転4曲というのがEPです。

ビートルズはEPもけっこうマメにリリースしていて
特に「Long Tall Sally」「Matchbox」「I Call Your Name」「Slow Down」の
4曲入りはEPでしか聴けないもんでした。
あと「マジカル・ミステリー・ツアー」もイギリスではEP2枚組での発売でしたね。

さすがは東芝EMI、このEPをCD化してBOXにした
コンパクト・ディスク・EP・ボックス・セット」を限定発売してますな・・・
しかも、「マジカル」のモノラル・ステレオ両方収録だって。
正直、コアなコレクターだけしか買わないだろうから
限定でもいいけれども(笑)

ベスト盤ではない、といいつつもやはりシングル主体ですから
「抱きしめたい」「シー・ラヴズ・ユー」なども入っております。
やっつけ感バリバリのこの2曲のドイツ語バージョンも(笑)

このアルバムではやっぱり「This Boy」(抱きしめたいのB面)が一番好きです。
ジョンの張り裂けそうな色気ある声!
リンゴ以外、身長が同じ3人が1本のマイクでハモる美しさ!

マニア層でなくても、オススメできる内容だと思います。

赤盤とか青盤買うよりも、こっち聴く方がいいかな。

後で、アルバム全部買い集めたくなった時にダブんなくて済むしね(笑)

「パストマスターズVol.1」のWikipediaはこちら。
ザ・ビートルズ楽曲データベースはこちら


Published inThe Beatles音楽

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