Skip to content

「ニューヨーク物語」 ビリー・ジョエル

ビリー・ジョエルの4枚目にあたるオリジナル・アルバムであるこの「ニューヨーク物語」。原題は[Turnstiles](改札口)というんですが、このアルバムは当時はそんなに売れなかったみたいですね。

最高位は122位というなんとも微妙なセールス。
いや、これは失敗というべきなんでしょうか。

当時、ビリーは西海岸のロサンゼルスに住んでたんですがこのアルバムを作成するにあたって故郷のニューヨークに戻ります。
「西海岸なんてコリゴリでい!」という気持ちが、このアルバムの数曲にも見事に反映されていますw
このアルバムの次に出るのがあの「ストレンジャー」で大ブレイクするわけです。

122位だからといって内容がクソなのかと言いますとこれがとんでもない。
冒頭の曲は後のライブ盤「ソングス・イン・ジ・アティック」から
シングルカットされて大ヒットした
「さよならハリウッド」のオリジナルバージョンですし、
続く「夏、ハイランドフォールズにて」も
素晴らしいピアノイントロから始まるきれいな曲。
レゲエチックな「踊りたい」(歌詞にビートルズが登場してその直後に「ウーララ」のコーラスが入るのがお気に入りw)。
そして、今ではビリーの代名詞とも言える「ニューヨークの想い」。
A面だけでも名曲ラッシュなんですねえ。

ライブでもビリーがよく演奏する「プレリュード/怒れる若者 」
(前回の来日公演もこの曲がオープニングでした!)
近未来のニューヨークを歌った「マイアミ2017」なども収録されて
全8曲の少なめのボリュームですが、内容はとても濃く充実しております。

僕自身は「イノセント・マン」からのファンなので
さかのぼってこのアルバムを聴いたんですが、
ロックぽい「グラス・ハウス」やちょっと暗めの「ナイロン・カーテン」よりも
この「ニューヨーク物語」を聞いてた方が多かったです。
夜中の試験勉強時にはほんと定番でした(笑)

このアルバムに参加したミュージシャンの中には、
そのままビリーバンドとして定着した人達もいます。
ダグ・ステッグマイヤー – ベース
リバティ・デヴィート – ドラムス
リッチー・カナータ – サックス
の3人はこのアルバムから参加してますね。

いまいち「パッとしない」感のあるこのアルバムですが
夜のBGMには最適だと思います。


Published inCD:70年代音楽

Be First to Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。