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「アンソロジー3」The Beatles

アンソロジーシリーズの第3弾。

「もしかして3曲目の新曲が?」とかの期待もありましたが、残念ながらそれはありませんでした。
しかし、それをカバーするかの如くの未発表曲ラッシュ。
解散後のメンバーのソロに収められた曲とか、お蔵入りになったシングルなどなど。
「ホワイトアルバム」から「レット・イット・ビー」までのセッションやデモテープで構成されています。

冒頭のホワイトアルバムに収録された曲は、メンバーの家で録られたセッションテイク。
もうこの時点で「Mean Mr. Mustard」とかが出てきてるのがちょっと驚きでした。
これは海賊盤でも聞いたことなかったので。

特にいいと思うのが「While my Guitar Gently Weeps」のデモバージョン。
エリック・クラプトンがソロを弾いてる事で有名な原曲ですが
アコギとハーモニウムだけで演奏されているこのバージョンも切なくて(・∀・)イイ!!
いい曲というのは形を変えても、いいって事ですなあ。

特にこの「3」はジョージファンには嬉しい内容では?と思うのです。
後のソロでリメイクされた「Not Guilty」のビートルズバージョン。
これなんでボツになったんでしょうねえ。
「All Things Must Pass」とか「Old Brown Shoe」
「Something」とかのデモも最高!
そりゃ解散後にいきなり3枚組アルバムも出せちゃうわ、とw

ジョンの珍曲(怒られるかも)の「What’s the New Mary Jane?」も収録。
これは過去、海賊盤で2バージョン聞いたことあるけども、
それのどちらとも違うミックス。
過去に聞いたのはギロがイントロの一発目から入ってたバージョンと
タンバリンがなかったバージョン。
たぶんミックスしなおしたんだろうか。
しかし、この曲・・・・・シングルはキツイだろ・・・・w
たしかプラスチック・オノ・バンドのシングルで出そうとして
結局、それもダメになったんだっけ。

ポールはバッド・フィンガーに提供した「Come and Get it」のデモ。
これ、なんと全部ひとりで2時間程度で録音したとか。
すげーな。。。。。。。
あまりにもデモの出来が良いので、バッド・フィンガーに対して
「このデモテープをそのままコピーすれ。売れるから」と言ったとか。
その通り、スマッシュ・ヒットとなったのでした。
確かに、そのままコピっとるし。
個人的にはちょっとテンポが遅い、このポールのバージョンが好きかなあ。
後は解散後のソロアルバムに入る「Junk」「Teddy Boy」も入ってますね。

ディスク2はあの「ゲット・バック」セッションからが主。
アップル屋上でのライブ「I’ve Got a Feeling」の別テイクや
「The Long and Winding Road」のストリングスなしなどマニアはよだれもん。

特にこいつは前2作のように新曲がないので
初心者にはマジでキツイかもしれません。

楽器とかバンドやってる人なんて特に楽しめると思います。
あのビートルズの制作過程が聴けるんですから!

ザ・ビートルズ楽曲データベースはこちら


Published inThe Beatles音楽

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