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「レット・イット・ビー…ネイキッド」The Beatles

これは2003年に出た「新譜」ですが・・・・・

ちょっとこれに関しては言いたい事いっぱいあるw

最初、この計画が出た時は
「いよいよ正規盤で『Get Back』が出るのか!」
と思ったもんでした。

「Get Back」ってのは「レット・イット・ビー」のエントリーでも書いたんだけども、当初発売されるはずで、サンプル盤までも出回った後に、お蔵入りとなったアルバム。
そのサンプル盤から海賊盤がすげえ出回ったので、ビートルズ側からちゃんとした正規盤として発売するんだと思ったんです。

しかし、いざ「ネイキッド」が出てみると、マスターテープをコンピューター処理して
貼り合わせたりイコライジングなど最新技術を駆使してあった。
しかもメンバーもジョージ・マーティンも関わることもなく(!)
そして悪名高きCCCD!
なんじゃそら!!

「幻のアルバム」どころか、「最新技術とビートルズ音源」のコラボじゃん。
スタジオエンジニアの作品とでも言った方がいいアルバムだわ。
・・・まあ元々「レット・イット・ビー」もフィルの作品と言えばそうなんだけども・・・

「Across the Universe」「I me Mine」なんて元々「Get Back」には入ってないし。
しかもこの「Across the Universe」もなんじゃこのミックスヽ(`Д´#)ノ
曲間不自然に短いし、なんか急かされる感じのアルバムです。
「どうだ!どうだ!すげーだろ!この技術は世界一ィィィィィ!」みたいなw

ボーナスディスクもあんな中途半端なサウンドコラボ・・・・はなあ。。。

ちなみに所持しているブートレグ「Get Back」の収録曲は以下。
迷走してたのかジョージ・マーティン盤と
グリン・ジョーンズ盤の2種存在しますが
こっちはジョージ・マーティン盤の方。

Side A

  1. One after 909(ルーフトップ音源。「Let it~」と同じ)
  2. Link Track(未発表インスト)
  3. Save the Last Dance for me
    (The Drftersのヒット曲のカバー。お遊び適当演奏。(でもハモリがいい)
    曲終盤になぜか「Don’t let me Down」に雪崩れ込んで終了)
    ——お喋りとか、40秒続く—-
  4. Don’t Let me Down(未発表テイク。イントロ1回やり直す)
  5. Dig a Pony(未発表テイク。歌に入るまでが若干長いオリジナルVer)
  6. I’ve Got a Feeling(未発表テイク)
  7. Get Back(シングルと同じテイク)

Side B

  1. For You Blue(未発表テイク。イントロギターをトチるw)
  2. Teddy Boy(後のポールのソロ「マッカートニー」に収められた曲)
  3. Two of us(未発表テイク。かなり気だるい雰囲気)
  4. Maggie Mae(「Let it~」と同じ。
    楽器編成は元々「Two of us」と同じ編成のまま演奏されてるので
    この曲順はごく自然な処理だと思う)
  5. Dig it(ロングバージョン。しかしイントロがフェイドインなので完全版ではない)
  6. Let it be(シングルとも微妙に違うバージョン)
  7. The Long and Winding Road
    (アンソロジー3とほぼ同じ。間奏がオルガンじゃなくポールの語り)
  8. Get Back(Reprise)
    (映画のクレジットで使われてたもの)

これについては興味深いサイトがありました。
https://www.onyx.dti.ne.jp/~ushio/getback.html

この「ネイキッド」。
あまり聞こうとは思わないなー。
確かにいい音なんだけどね。

昔の思い出、というもんに縛られがちなおっさんにとって
どうも拒否反応を示しちまうんですよね(笑)

「レット・イット・ビー…ネイキッド」のWikipediaはこちら。

ザ・ビートルズ楽曲データベースはこちら


Published inThe Beatles音楽

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