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「不夜城」馳星周

馳星周のデビュー作である、この「不夜城」を読んだきっかけは
確かThe Modsの森山達也氏(Vo)がなんかのインタビューで
「衝撃的だった」と言っていたから。
ええ、ものすごいミーハーです(笑)
ファンというものはいつでも盲目的なものなのです。

さて、いざ読み始めてみるとこのスピード感に圧倒されっぱなしであっという間に読んでしまいました。
途中で読むのをやめる事ができなかったんです。おもしろすぎて。
新宿を舞台に、中国人マフィア達が共謀・裏切りの連続でドラマを展開していく様にひきこまれっぱなしでした。
おかげで新宿という場所に妙な憧れができてしまったので困りものです。
いや、新宿は高校卒業する際にストーンズ見に行った時に宿泊した所なので思い出深い土地ではあるんですが(笑)

その後、この「不夜城」は「鎮魂歌」「長恨歌」と3部続いて完結するんですが
正直、作者の思い入れが無くなっていくのがよくわかります。
おもしろい事には変わりないんですけどもね。。。
作者本人も「あまり続ける気はなかった」と言っていたみたいですし。

馳星周氏の著作を読むなら、まず最初にこれをオススメします。


Published in小説

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