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「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」安彦 良和 

現在は最終巻の発売待ちであるこの「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」。なんといっても「ファースト」世代の僕にはマストアイテムのはず・・・・・・だったんだけどなんとなく読む機会がなかったのも確か。最初は「ただの焼き直しだろ・・・」とか思ってたのが大きな間違いだったと読んで初めてわかりました。

僕個人はアニメの再放送組(ガンプラブーム)でハマリまくったクチですがその後の短縮版の「劇場3部作」ばかり何度も見返したので
途中のセント・アンジェとかオデッサ作戦などの「オトナ」エピソードがすっかり抜け落ちてたままなんですよね。
テレビ放送版も長らく見ないままだったでしたし。

でも、こういうエピソードこそが僕を「ガンダム」にハマらせたのも事実。
このマンガは元々のキャラクターデザイン担当だった安彦良和氏が
直々に書き下ろしたマンガで、テレビ版では描かれなかったシャアとセイラの
幼少時のエピソード、そしていかにキャスバルがシャアになったのかが
独特のタッチで生き生きと描かれています。

特にこのORIGINでのランバ・ラルの武人さはたまらなくカッコよい。
幼少のセイラから「おじさん好き!」とキスをされただけで
小隊引き連れてネコを救出に行っちゃうところとかが最高w

あと、ハモンさんがクラブ歌手だったってエピソードも
なかなかの設定でございますな。
あの色気、なるほどと納得です。

しかし・・・・・
なぜククルス・ドアンのエピソードが外されたのかがわからない。
安彦氏本人は「あれは捨て回だった」と発言してるらしいですが
僕自身はあの回で「これは・・・・今までの善悪ものじゃないぞ!」と
背中に電流が走ったから、とても残念な気持ちです。

さあ、最終巻。早く出ないかなあ。

あの頃、プラモ作りまくってた人、
もちろんファーストなんて知らないよ、って人もぜひ読んでほしいマンガ。
正直、ファーストのテレビ版は作画がバランバランなので
このマンガでストーリーを追う方が良いと思いますよ。

あ、もちろん「ククルス・ドアンの島」だけはテレビ版を見て欲しいですけどw


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