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超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか

だいぶと昔に2回ぐらい見たこの映画ですが、
ここ最近アニメソングを演奏するバンドに関わっている事もあり
久しぶりに見てみました。20年ぶり、ぐらいかなあ。
元々はテレビシリーズの再編集という映画ですが、
テレビシリーズからは設定から何から変わっていまして、
いろんなシリーズ(続編)が出そろった今となっては
「戦勝20周年を記念して作られた記念映画」という設定になっています。
物は言い様。うまいこと言いますなw

さて、今回は最新のBlu-ray版を見たのですけども、
当時あまり思い入れのなかった自分にとっては普通にきれいに見えました。
元々が1984年の映画ですから、リマスターされたといえど
めちゃめちゃきれいになるとは思ってませんしね。

映像などはさておき、全く頭をクリアにしてストーリーを追ってみようと
腰をすえて見たのですけども、やっぱり端折り過ぎてて
唐突な場面が多すぎて面食らってしまいますね。

テレビシリーズもごちゃごちゃのスケジュールのまま進行していき
おもちゃの売上げに触発されて放送回数が伸びてしまったらしく
そこらへんの事情をふがいなく思ってたスタッフの怨念が
この映画版の作画にこもっている、みたいな話があります。

僕は放送当時はまだ中学1年生ぐらいだったので
「ああ、バルキリーかっこいいなあ」という程度でしかこのアニメを見ておらず
ストーリーも全く知らないので、テレビシリーズとの違いも
実はこれを書いてる今でもわからないままです。

なので、マックスとミリアがバトルして「美しい・・・」のシーンの後に
クライマックスでの同じ大きさになって「これは・・」「ミンメイの歌だ」と
やられても「はあ?」としか思えないんですなこれが。

ただ、やっぱりあのクライマックスの「愛・おぼえていますか」が
流れるシーンではじわっとくる物がありますね。
あの歌詞カードを渡す手のアップからのイントロインは
なんとも言えない高揚感を感じます。
マクロスシリーズの重要なキーワードである「歌」の力を
「なるほどなあ」と見る側に感じさせてくれますね。
ここからのラストバトルはまさに名作にふさわしい展開!

最近のアニメはほぼCGが導入されていまして、
1984年のあの当時、ここまでの描き込みがされてるのも
もはや時代を感じてしまいますね。

さて、これを見たから次はテレビシリーズ見てみようかなあ。


Published in映画邦画

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