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誰も「戦後」を覚えていない―昭和20年代後半篇 鴨下 信一

歴史書とかを読んでも、大きな出来事(歴史的、政治的)な事ばかりが書かれていますが、「庶民生活」という視点で書かれた本はそう多くないと思います。

そんな時にふと見つけたこの本。
昭和25年~29年の日本の庶民生活をくまなく書いたこの本。

最初はパラパラと長し読みしてましたが、「これは!」と思ったのが、「映画」や「音楽」についての記述がなんとも豊富な事でした。

著者は本当に映画が好きだったのでしょう。
オジサマの素敵な昔語りを聞いているような軽いタッチの文章。
肩の力を抜いてスイスイと読める本でした。

「『演歌』なんて呼び方はマスコミが始めた物で、
当初はそんな呼び名はなかった」
というあたりがとてもおもしろく読めました。

終戦から5年。
人々がどんな楽しみを持って生活していたのか。
そういう事に興味のある方はまさに必読と言えます。


Published inノンフィクション

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