ビートルズの本国での5枚目のオリジナルアルバム。
そして主演2作目の映画「4人はアイドル」のサウンドトラック盤でもあります。映画はようやくカラー撮影されまして、天然色豊かで動く4人が見れますが、正直映画内容は・・・・微妙すぎです。
しかしいいですねえこの邦題(笑)原題は「Help!」なんですが、いかに当時の4人がアイドルだったのがわかりますね。
元々は「Eight arms to hold You(8本の腕がキミをつかんじゃうゾ♪)」だったんですが、それが「助けて~」という左卜全も真っ青な展開。
そういえば「たすけて~」はクレイジーケンバンドにもありますな。
針を落とした冒頭に「助けて!誰か必要なんだ!」なんて
正直、アイドルらしからぬ歌詞ですわね。
その後、延々と「ワシが昔もうちょっと若かった頃は~」なんて
オッサンの昔語りかよwとツッコみたくもなります。
しかし、1発目のインパクトはこのアルバムでも生きてます。
アルバムはカバーを2曲含む構成で、
「Help!」「Ticket to Ride」のシングルを含んでいます。
そして、あの「Yesterday」を含むアルバムでもあります。
4重奏のストリングスやフルートなどの、外部ミュージシャンの起用も
このアルバムから始まった事。
もう、ただのロックバンドとは言い切れない表現の豊かさが
このアルバムから始まっていますね。
ステレオーモノラルの違いが最も顕著なのはタイトル曲。
これは正直、テイク違いなんじゃないかなあ。
ギターのフレーズが明らかに違ってるし
歌詞も(and now these day~)が(but now these day~)に
なってるし、ハイハットが抜けてたりするし
ただのリミックス違いではない様な気が・・
個人的にはこのアルバムは
全員の作曲のバランスが取れていてすごく好きかな。
ポール、ジョン、ジョージ各自の名曲が収められてます。
中でもジョージの「I Need You」「You Like me too much」の
2曲がたまらないほど好きなんです(笑)
このほんわかした感じが「ああもう、いいなあ!!」と
思わずにはいられません。
ジョンが「あれはクソだ」と言い切ってる「It’s Only Love」も
イイ曲なんですけどねえ。
「4人はアイドル」のWikipediaはこちら。
ザ・ビートルズ楽曲データベースはこちら
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