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6th「ラバー・ソウル」The Beatles

ビートルズ本国での6枚目のオリジナルアルバム。

まだこの頃になってもアメリカでは曲順や収録曲の組み替えが行われています。
アメリカ盤はこのアルバムのオープニングがなんと前作収録の「夢の人」。
あの「Drive my Car」を収録しないとは何を考えてるのかアメリカキャピトル!
しかも明らかにサウンドカラー違うし。

このアルバムは一気にサウンドカラーが変わった感じを受けます。
同時に発表されたシングルは
「デイ・トリッパー」と「恋を抱きしめよう(We Can Work it Out)」。
非常に強力な初の両A面シングルですが、
例の如くアルバムには収められていません。

この充実っぷりはなんなんだろう。

針を落として飛び出してきた「Drive my Car」のギターとベースの絡み。
そしてドラムフィルから黒っぽいコーラス!
正直、「おおー!」と声が出たのを覚えています(笑)
なんともカッコイイこの曲を外すアメリカってすげえわ。

このアルバムでの特筆すべき事は、やはりインド楽器シタールの導入でしょうか。
「ノルウェーの森(Norwegian Wood)」で非常に効果的に
メロディーラインを奏でるこの楽器。
ジョージが必死こいて覚えたようですw
これをきっかけにオリエンタルムードの楽曲が増えたとか。
今で言うミクスチャーなんですかね。
翌年の1966年5月にはシタールを全面的に取り入れた「黒くぬれ!(Paint it,Black)」をローリング・ストーンズが発表しています。

あとジョンの「The Word」の歌詞が、後の「All You Need is Love」や
「Give Peace a Chance」に続く「愛の伝道師」シリーズ開幕。
内省的の極み、「In My Life」もこのアルバム収録。
「女ってやつあほんま・・・」の「Girl」や、
ニート風刺とも言えそうな「ひとりぼっちのあいつ(Nowhere Man)」等々
ジョンの今後の作風が固定されてきた予感がします。

「なんでも音楽ダイスキ!」なポールも負けてはいない。
メロディーベースの開眼とも言える「You Won’t See me」や
フランス語でオサレに歌う「Michelle」などなど充実の極み。

ジョージはと言えば、珍邦題で知られる「嘘つき女(Think for Yourself)」
12弦ギター鳴りまくりの「恋をするなら(If I Needed Someone)」
裏のリズム多用で覚えにくい歌メロというジョージの作風は
ここらへんで固まってきたようです。

モノラル-ステレオバージョン違いは、このアルバムも少なめ。
フェイドアウトの長さが違うとかの違いはあるけれども
ただしアメリカステレオ盤に収録された
「君はいずこへ(I’m Looking Through You)」は
なぜかイントロのアコギがトチってやり直してるバージョンww
この1曲のために、アメリカ盤買ったっつーの。

ただ、時間がなかったのか「ウェイト」1曲だけ
前作「4人はアイドル」のセッションの時にボツになったテープを
引っ張り出してきて、オーバーダブで仕上げたそうな。
だから「I Need You」と同じボリューム奏法ギターなのかw
なんせ年に2枚のアルバム発表という契約だったらしいしなあ。

ほんと、このアルバムにはスキがないというか。。
ああ、ラストの「浮気娘(Run for Your Life)」が
ちょっと地味かなあ、と思ったりすることもあるけど、
しょっちゅう聞いてる事は間違いないです。

「ラバー・ソウル」のWikipediaはこちらです。
ザ・ビートルズ楽曲データベースはこちら


Published inThe Beatles音楽

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